【レポート】SFOmini Lesson2 感情
SFOminiは週に1回しかないため、毎回がスペシャルデー。
この日はデンマークで幼少期から行う「感情」のクラスを行いました。
日本には感情を表す言葉がたくさんあります。
それだけ人間のもつ思いや感情は表現が多彩であることの証明でもありますよね。
一方で、その感情がどのような構造になっているのか、
どのように生まれてくるのか、については、学校で習った記憶がある人は
少ないのではないでしょうか?
理論的な話は大人の勉強タイムにお伝えしていますが、
子どもたちとは今デンマークやアメリカでも多く取り上げられている
「インサイドアウト」を使いながら、
感情を気持ちという言葉に置き換えて、
「気持ち」にはどんな種類があるの?
「気持ち」が変わるのはどんな時?
という対話を続けていきました。
目的は、自分の感情を知り、相手に伝える練習です。
「実はこんなことがあったんだ、気持ちが●●になってるよ」
という会話が、幾つになってもできると良いですね。
感情の種類を学んだ後は、
「秘密の箱」を使って、感情がどのように変化するのかを
保護者の皆さんとペアになっていただいて見守っていただきました。
ご存知の通り、感情は脳が司っていますが、情報は五感から得ていきます。
そのうち、もっとも情報が明確に取りやすい視覚情報を遮って、
触覚だけでのこの体験。
「きゃー!手を入れるのこわーい!」
「早く早く!僕もやりたい!」
「うわ、なんだこれ?!」
お父さんお母さんたちは自分の記憶と手先の情報を一致させるために
頭の中に電気信号が駆け巡っているようです。
大人の方が感情はさておき「知りたい!」が先にいきますね。
小学校に上がればいろんなお友達、いろんな先生、いろんな環境に
自ら挑戦していきます。
その時の挑戦する心、危ないことから逃げる勇気を作るためにも、
感情のクラスはとても重要、と私たちは考えています。
SFOminiでは、心を育てること、
そして、社会で生き抜くためのスキルも身につけていきます。
ステキな椅子の座り方・持ち方、
身体の使い方、
発言の仕方、お友達の話の聞き方など、様々ですが、
少しずつ、ステップアップしていきます。
この日、気分転換に遊んだレール歩き。
最初は手をつながないと歩けませんでしたが、
コツをつかんだら、10分もしないうちに一人でススっと
歩けるようになりました!
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